カーマ王国物語 "Koerakoonlased" 人物紹介とかいろいろ

主人公

ユージーン・ウルフ

髪■白(本来黒い)
瞳■漆黒
歳■23
剣■金剛位剣聖、黒鋼カッツバルゲル「ルー・ガルー」、白鋼ソードブレイカー「ギュストネブラ(天霧)」
霊印■首の後ろ、両肩、両手首

両親はマクミラン家本邸で執事と女中頭をしている。十代頭で放逐され、異国人の剣の師匠について世界を回る。傭兵生活。十代終わりに砂漠の多民族国家サチャ・ユガに腰を落ち着け、職業傭兵で活躍する。師匠の没後カーマ王国に戻って、剣聖となる。生涯ミラビリスのみを主とした、狂乱の剣聖。左目の下の泣き黒子は、悪い男の印。
一刀流だったり二刀流だったり、必要に応じて使い分ける。剣術は騎士剣ではなく、喧嘩殺法。ギュストネブラの単体追加効果は絶対守護結界。
有事の際には軍に力を貸したが、基本的に無職。剣術指南というより、手合わせで教育。剣聖報償で生活。ときどき主夫。

 

M2:ミラビリス・マクミラン

髪■赤く光る黒
瞳■赤紫
歳■19
杖■赤玉位、長片手杖「ギュストクルス(破眼)」
霊印■左頬から垂直に鎖骨あたりまで

第三王家マクミラン家の長男。双子の弟。姉はミレニエラ。使い魔はシャプトゥース。召喚士としては並だが、魔導師としての実力は高い。トータルバランスが良い。カーマの国宝であるギュスタロッサ関連の閲覧検分を行える者として、存在自体が国家資産。その性質上、首都を長く離れられない。
ギュスタロッサの魔具も、広義では召喚系のアイテムなので、ミラビリスとの相性が良い。騎士院で魔具の取扱を主に専門とする役職を勤め、戦闘には殆ど参加しない。
家事炊事洗濯いっさい出来ない。基本非力なマクミラン家直系の割に、護身術(体術)が得意。

 

登場人物

シャプトゥース

ミラビリスの使い魔。魔族としては中程度だが、ミラビリスが幼い頃契約したため、小型で出張中。ユージーンの体毛を白くした張本人。実は召喚時、ミラビリスの魔力に加え、その場に居たユージーンの魔力も喰っている。ちなみに、魔神レグノの系譜ではなく、死神ベルテアクスの系譜。甘んじて扱き使われている。
浅黒い肌。尖った耳。悪魔の尻尾。蝙蝠羽。手のひらより大きいくらいのサイズ。服装は大体パンクロック。大食い。精神年齢も見た目も少年。

 

クラマス・クセルクス

第四王家クセルクス家出身。女性。紅玉剣士。黒天師団長。王妃。子供は二人。国王とは年の差結婚。

ラフカディオ・カルマヴィア

カーマ国王。カルマヴィア王家直系。腹黒い。ロリコンではない。体格はいいが、非戦闘員。魔導師。

 

ヤハ=デヴァナ・ニコリューン

黒天師団部隊長。紅玉剣士。昇進願望は皆無。ちなみに、ドナとクリストの子孫。後のユージーンの親友。三十路手前。

 

ミレニエラ・マクミラン

ミラビリスの双子の姉。右頬に霊印。王立学院を中退して結婚し、家督継承権を得る。子供あり。怒ると怖い。秘密が多い。

バスティアン・ベデガート

ミレニエラの婿。第十三王家の次男坊。大学院生当時、ミレニエラの猛攻撃で落ちる。専攻は古代史。魔力は高い。

 

豆知識

【Koerakoonlased】

エストニア、ラトヴィア、リトアニアの一部において伝承に残る恐ろしい怪物。体の片側が人間で反対側が犬という姿をしており、目は額の中央に一つだけしか ないとされる。ときに人間の体に犬の頭をもつ姿で描かれることもある。はるか北の果ての氷原に住んでおり、しばしば人間の集落を襲いに来る人食いの化け物 で、人間を生け捕ると家畜のように飼って太らせてから食べたとされる。 (参照:神魔精妖名辞典)

 

【騎士院】(The Knights House)

この時代は、魔天師団内部に騎士院と呼ばれる部署が付属してます。剣位=騎士位(剣士だけではなく、魔導師が多いので、形式上騎士でくくる)の紳士録へ登録したり、魔具に関する全般を扱います。軍属ではありますが、お役所や研究所に近いです。

【学院】

カーマ王立士官学校(略称)。剣術、魔剣士、魔導師、など昔に比べ専攻分野別に細かくなった。

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