カーマ軍の構造とか剣位の仕組みとか…

カーマ王国騎帝軍 Crimson Knighthood Inperial Force
黒天師団
戦争担当。国防の要。

隊員、指揮官の数は多いです。一般兵は大隊ココに属します。実力社会です。
※カーシュラードはここです。

赤天師団
警備担当。近衛兵もここに属する。警邏警察もここ。

士官学校出が多いです。有る程度の学力試験もあります。
※ドナなんかがここにいます。

魔天師団
魔術師が所属。配属はその人物の希望による。

魔術師以上のレベルの者が属します。前線に出るのを望む黒天師団所属の者もいれば、王宮勤務で宮廷魔導師になる者、軍属の学者など多彩です。

階級
元帥
軍の最高責任者。師団長の上に位置します。
師団長
一師団に一人。補佐官が数名付く。
連隊長
部隊長の上位に位置する。補佐官が付く。多くて3人。(魔天にはない)
部隊長
五部隊の隊長。補佐官が付く。師団によって数は違う。(魔天にはない)

その他細かい役職があるが、本編に出ることはないので割愛します。部隊長以上に付くためには、士官学校を卒業するか、類い希な技術が無くては成らない。
※カーシュラードは元帥まで上り詰めました。
※現代の軍隊のように細かく設定する必要性はないので、大佐とか少尉とかはないです。

 

親衛隊 Palace Guard

国王や女王、皇太子などに付くボディガード。軍属にあらず。ときに赤天師団の近衛兵より地位は上にある。
親衛隊員と隊長で構成される少数精鋭の部隊。戦争業務には就かず、保護対象を命がけで守る。
※ヴァリアンテは現女王の親衛隊長になっています。

指南役

全ての兵士達の教師的存在に位置する。主に剣位所持者により構成されている。
上位指南役は軍部の顧問になったりもする。全ての剣士は彼らの教えを請うている。剣士としての地位は高いが、戦争屋ではない。反軍属的見方をすることもある。
※士官学校卒業後のヴァリアンテはこの道に進みました。

 

剣位 Knight Class
金剛
全ての剣位の最高峰。

どれだけ長い間金剛位でいたかが地位を左右する。その時代一人ではなく、数名の金剛位がでることもあるが、それは希である。軍や王に助言することもできるくらいの特権は授けられているが、年収が高いとかの金銭的補助はされない。
以下の剣位を授けられる。

紅玉

紅玉は金剛と手合わせができるくらいのレベル、黄玉は一般剣士に比べてずば抜けた技量があるていどに認識していただければ幸いです。

青玉

金緑
黄玉
ギュスタロッサの魔剣

その昔カーマ王国に住んでいた偉大な刀匠。自らの高い魔力で呼び出した魔族の魂が封じ込められてるとも言われている。
愛国心旺盛な彼は、カーマの始祖である『魔神』の血を色濃くついだ剣豪にのみその剱が伝えられるようにした。剱が剣豪を呼ぶのであって、誰しもが扱えるわけではない。その魔剣が主と判断した者だけに、魔剣は叫びを上げて主張する。
カーマの国色である赤と黒の色を戴いた鋼が特徴的で、芸術的価値の高い装飾が施された物や、正反対に実用重視の素朴な物、剣種も多彩である。また、希に弓や鈍器などの種類もあるらしい。その総数は謎のままである。
宝物庫に保管されているわけではなく、刀匠自らの館に保管されている。その館はカーマ国内にあるのだが、一般人は姿を認識することが出来ない強大な結界に閉ざされている。
持ち主以外が抜くと単なるナマクラになるが、正式な持ち主が使うと強靱な武器になる。持ち主が死ぬと剱は元の館へ戻ってゆく。

ちなみに、青玉以上の剣位を持っている者は、だいたいにおいてギュスタロッサの剣を所持している可能性が高い。しかし、持ち主があまり魔剣達に気に入られないと生涯手にすることはできない。

ちなみに、以下は作品中に出てきたギュスタロッサの魔剣。

フィニクス
バスターソード。最高剣士イラーブルブ・ゼフォン所有
パイモン
二刀流のコリシュマルド。右手がアバリム、左手がラバル。ヴァリアンテが所有。
儀卿傲鋒妃「號仭」
ぎけいのごうほうのきさき「ごうじん」と読む。大きく反りを持った湾刀。鋒両刃作の太刀。カーシュラードが所有。

※作中に出てきませんが、ギュスタロッサの剣は「しゃべる」という設定がありました。内容が関係ないので喋らせてませんが、性格はあります。パイモンは双子の姉弟で子供らしく穏和、とか。號仭はものすごいじゃじゃ馬でギュスタロッサ史上カーシュしか使ってないんじゃないかというくらい人を選ぶ刀、とか。

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